2011年12月16日金曜日

世田谷ボロ市


初めて世田谷ボロ市に行ってみた。
12月の15,16日、1月の15,16日にやっているらしい。
場所は世田谷線の上町と世田谷駅の間。東急線の三軒茶屋か、京王線の下高井戸から行く。

平日なのにすごい賑わいだった!
私は皿や骨董ばかり見ていたが、着物の店も多かった。


きれいな昔のお皿がたくさんあってすごい。
が、今のように台所が狭くてはいい皿も割ってしまうので、見るだけ。


小さなお醤油皿と、あとはお正月用のあずきと黒豆くらいしか買わなかったが、なかなか楽しかった。写真右は代官屋敷という、茅葺きの昔の家。上町の駅の近くにある。

池袋ミネラルショー(2011)では何も買わず

うーん、池袋のミネラルショーには行ったのだが、欲しい物がなかったので何も買わなかった。

ちょっと良いかな、と思ったのは、

昔の地中海の文明がしのばれる(?)金貨や小さな壺。

オレンジ色の地層のような縞模様がきれいな水晶。

うっすらと黄金色がかったヒマラヤ水晶、など。

ラベンダー色が濃くて美しい、ロシアのダルゴネスク産の水晶もあったけど、同じ鉱山で、少し色が薄いけど握りやすい形のポイントを持っているし。

うーん、ここ数年で欲しい石は大体手に入れたので、一段落というところか。

2011年12月10日土曜日

スモッグに覆われた故宮

12月初めに北京に行ったので、旅行専用ブログを書かなきゃな~と思っているところです。

今回、帰国の日が北京の大スモッグと重なってしまいました。
北京などで深刻なスモッグ発生=航空機の遅延や欠航相次ぐ/http://www.jiji.com/jc/rt?k=2011120600435r

前日の午後3時に撮った故宮の遠景がこちら。


笑っちゃうくらいひどい……。

本当は壮大な甍の列が見えるはずなんですけどね(´_`。)グスン
これじゃまさに「この世の終わり」……。

夜にかけてスモッグはだんだん酷くなり(ついでに、寒さも我慢がならないほどきつくなり)、次々と飛行機の欠航が出ました。翌朝の空港では、国内便は見事に「取消」ばかり。


国際線は私たちの便は7時間の遅れでした。北京の空港のWiFiは細いし、TwitterにもGoogleにも繋がらないし、ドバイの空港みたいに横になれるソファもないし、少ないカフェとレストランをはしごして実に退屈でした……。

でも、万里の長城に行ったときは、真っ青な晴天だったので、そこらへんの写真をメインに旅行専用ブログを書きたいと思います。(笑)


2011年11月11日金曜日

星の王子さまミュージアムとススキ野原

10月末の秋晴れの日、箱根の仙石原にふらりとでかけました。


仙石原といえばここ! 星の王子さまミュージアム。約10年ぶりの再訪。


レストランで昼食。しかし、焼きカレーのセットで1900円は高すぎる。まあ、場所代なんだけど。


フランス風の街並みが再現されている。旦那さんはいろんなドアを開けようとしてみて「開かない! 閉店だ。ここもだ。この街は廃墟だな」 サンテグジュペリの生涯をたどる展示では「このバーカウンターは潜戸がないから中に入れない!」など文句たらたら……基本的に男性向けの場所ではない。


挿絵から抜け出てきたような人形たち。
普通のカメラで撮った画像も追加しておく。


ここのミュージアムショップもかわいい!
象を飲み込んだうわばみの陶器人形、もう少し小さいサイズのものがあればなあ。


その後はススキ野原へ。真ん中にこういう太い道があって、行きどまりまで歩いて帰ってくる。
かなり混んでいて、「動物園のようだ」と旦那さん。


天気が良くて、気持ちが良かった。不思議と光が降り注いでいるような感じに撮れた。


ポケデジではススキが白飛びしたように映りますね。

この後、ポーラ美術館で藤田嗣治の展覧会を見た。ちなみに、フジタ展と星の王子さまミュージアムの入場券は、箱根湯本でバスに乗る前に前売り券を買った(それぞれ200円くらい安くなるよ)。

フジタの絵は画集よりずっときれい。私は多分、他の人とは趣味が違って、ドールハウスを描いて中に人がだれもいない、「室内」がいちばん気に入った。というより、ドールハウスの実物の写真がかわいかった。でも、「ラ・フォンテーヌ領」「誕生日」「少女と果物」なども独特の白い膚の風合いがすばらしかった。

2011年10月1日土曜日

2011年秋の新宿ミネラルショー

ミネラルアート&ジェム展 IMAGE 2011。

バタバタしていて、土曜の午後にやっと行けました。
結構空いてるな、と感じました。
午後、遅くなるともう少し混み始めたけど。


今回、特に欲しい鉱物がなかった私。

ロードクロサイトの淡いピンク色の雲のような結晶、
白っぽくて、ころんとしたダイヤの原石、
レモン水晶の研磨された部分が少ない原石、
ジラライトというブルーの斑点が入った水晶、
完全にオパール化した貝、翡翠の小さなカップ、などなど。
……綺麗だな、あってもいいな、と思うものはいくつかありましたが、決め手がなく。

そんな中、二階の奥で、感じのいいダイヤのディーラーさんを発見(今回、ダイヤが結構出ていた?)

18金と小さなダイヤの指輪が、デザインがシンプルで、私の結婚指輪や時計の色とよく調和して、かつ、とっても良心的なお値段だったので、うーんと迷っているうちに、はるさんと合流。はるさんと一緒に戻ったら、やっぱりいいかもと思い始めて、二人でお揃いを買ってしまいました! ミネラルショーで18金のジュエリーを買ったの初めて! でも、いい買い物だったと思います。ダイヤも綺麗だし。私がピンクゴールドで、はるさんがイエローゴールド。

他にも、ダイヤをそのまま使った(って言うのかな? レーザーで穴を開けた石がほぼ360度キラキラ光る)繊細なネックレスや、社長さんが付けている1.5カラットの完璧なカットのダイヤなども、見せてもらっちゃいました。


お店のサイトはこちら。他の作品も素敵!
ディーラーさんは、Markさんという方です(リンク先は英語記事)。

次は、11/30から2週間、松屋銀座1Fで展示があるそうです。
この良心的な価格設定だと、銀座のマダムは大名買いするんじゃないかしら。

ほんと、私も、婚約指輪をもらう前に知りたかったわ~~~~!!!(心の叫び)

私は、レース編みのような金細工で、ぐるりと細かいダイヤが散りばめられている、かなり幅広のピンクゴールドの指輪が、ゴージャスだけど、繊細で、可愛いな~と思ったのですが、ちょっと即決できるお値段ではありませんでした(あっ、でも、物の良さから考えると非常に良心的な価格でしたよ!) いつか、いいことがあったら買いたいですが(*^^*)

結局、このお店でいろいろ見せてもらって楽しんで、パークハイアットではるさんとお茶して帰りました。


それにしても、なぜ、今回はゴールドだったのか。欧州ではユーロが崩壊中ですし、世界経済の未来に漠然とした不安を感じていて、水晶よりゴールドを選んでしまったのかもしれません……(苦笑)。

2011年8月30日火曜日

定子の死について


前の記事で、定子のお墓について書いたけど……定子の人生と、その死にあたって、どれほど清少納言が、そして一条天皇が悲しんだか、『枕草子』の「裏側の物語」を知っている人は、多分、それほどいないのではないか。

もちろん、平安時代の文学や歴史が好きなら大体は知っているだろうけど、それにしても細かい日付や出来事まではどうだろう。私は『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』(山本淳子)を読んで初めて知った。個人的なメモとして、「定子の死」についてまとめておく。

2011年8月28日日曜日

定子のお墓に行ったときのこと


もうひと月も前になるけど、京都を旅行して、定子のお墓を詣でた。定子定子と書くと友だちみたいだけど、『枕草子』の作者・清少納言が仕え、一条天皇のお后だった中宮定子のこと。

京都に向かったのは、例の急に進路を変えた台風のときで、移動のあいだに台風とはすれ違ったらしい。京都ではずっと曇りだった。蒸し暑かったけど、何しろ夏の京都だから相当な酷暑を覚悟していたので、日射しがないだけで十分ありがたかった。

2011年8月21日日曜日

Kootsの海老明太のネバネバ丼

タイトルは、かつてミッドタウンのKootsにあった、ランチボックス。
さっぱりして、量も控えめなので、暑くてあまり食欲がないときよく食べていた。
たぶん、今はなくなったはず?

で、今年の猛暑で突然恋しくなって、再現(?)してみた。

ネットを検索してみると、素晴らしいことに、オリジナルの写真がこちらのブログに載っていた!
http://inonmk.jugem.jp/?eid=639

ありがたや、ありがたや~!(拝)


そして、作ってみたのがコレ。

【作り方】(すっごい簡単)
・おくらをさっと茹でて、千切りにする。
・赤と黄色のパプリカを切って、さっと茹でる。
・むき海老は塩ゆでして、明太子にからめる。黒ゴマがあれば振る。
・長芋をすりおろす(時間をおくと茶色くなるので、食べる前に)
上記をご飯に乗せて、お醤油をかけて、ぐるぐる混ぜて食べる。

さっぱりしてるし、ボリューム少なめだけど、ランチなら十分だと思う。

ただ、これはこれで美味しいんだけど、再現度は、70%くらい……かなあ。
というのは、オリジナルは、海老にかなり味がついていた気がするんだよねえ~。
それとも明太子ソースに味がついていたのかなあ。

う~~~む。正しいレシピが知りたいよ~!!

2011年8月11日木曜日

人生の上のホンの小道具

「これは」と思った文章があったのでとりあえずメモっておく。

古武術研究の甲野善紀と内田樹の二〇〇六年の対談、少し古いかも? 甲野先生は自らの武術に関しては新しい気づきを得て日々発言が変わっているらしいけど、こういった人生観とか故人のエピソードはそんなに変わらないだろうと(勝手に)推測してみる。

(中略)自分が成功したのは、「念ずればこうなるのだ」ということを言う人がいます。でもこれもある面ではそうなのですが、安易にとらえるとつまらないことになってしまいます。

あらかじめ自分で思い描けるような状況なんて、つまらないものです。本当にクリエイティブな発展というのは、想像を越えているものです。例えば、悟った時の状況を思い浮かべて禅をするなんて邪道でしょうし、およそおかしな話です。

(中略)

整体協会の野口晴哉先生が言われていましたが、「願いごとというのは、願っておいて忘れること」、「思って・忘れる」、これが大事だということです。自分でこう言っておいて、そのことにこだわっているとダメなんです。

まあ野口先生の、この「念ずれば現ず」の方法はとても具体的な願いごとの達成法なのですが、野口先生の場合、これを大上段に振りかざさないところが、いかにも野口先生らしいセンスのよさでした。また、野口先生にしてみれば、こういうことは、人生の上のホンの小道具として使うことだという思いがおありだったからだと思うのです。なにしろ野口先生には「人間というのは、生きるために生きるのであって、別に何々をするために生きるのではない」という大名言というか身もフタもない格言があります。
(『身体を通して時代を読む』文庫版p.132)

どこが「いいね」と思ったかというと、まず最初の二行が、自己啓発コーナーに置いてある「夢がかなう」系の本や手帳へのすてきな警告になっている(笑)。

うろ覚えだけど、数学科を卒業したユング派の心理学者河合隼雄も同じようなことを言っていた。自分が立てた目標に向かって人生を進めるのは大切なことだけど、人間の意思を越えた大きな力で流されていくのもまた、人生の醍醐味だ、というようなことを。

それから後半、「願いごとというのは、願っておいて”忘れる”ことが大事」、これはバシャールとまったく同じことを言っている(『未来はえらべる!』に詳しい)。同じようなことを言う人や宇宙人が世の中にはけっこういるものだなあ(笑)。そして、人は、自分が好きな言葉を拾い集めてしまうものだなあ、私のように。「人生の上のホンの小道具」という軽やかさもいい。


2011年7月16日土曜日

『フリーライダー』 日本人が個人主義の真似をすると

『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』を読んだ。

この本ではフリーライダーを二つの軸で四象限に分類している。
第一の軸は、「フリーライドの仕方」。一つの極が「サボり系」、反対の極が「略奪系」。「サボり」は言わずもがなだけど、「略奪系」というのは「仕事はするが、自分がもらうべき以上の分け前を取ろうとする」ということ。
第二の軸は、「フリーライダーの存在によって職場がどのような負担を被るか」。これは、「実務レベルで労働負荷を与える」か、「精神的なダメージをも与える」か。

四象限は、「アガリ型(サボり系×実務負担系)」「成果・アイディア泥棒型(略奪系×実務負担系)」「暗黒フォース型(サボり系×精神的負担系)」「クラッシャー型(略奪系×精神的負担系)」。

この分類は、分かりやすい。けど、実際にはどこにも当てはまらない、でも、何となくみんなに敬遠されている社員はいるだろうな、と感じた。また、一つ一つのケースは本当に千差万別だろうな、とも。

「フリーライダー」の特徴を一言で現すなら、やはり「利己的」ということだと思う。どんな人でもフリーライダーになる可能性は必ずあるという言葉にはリアリティがある。朱に交われば何とやら。

「利己的」という言葉でまたも思い出すのは河合隼雄先生。

日本人が個人主義の真似をすると、すごい利己主義になる人がいるわけです。(『心理療法対話』p.100)

アメリカ、スイスに留学し、英語で講演して、西洋と東洋の心のあり方を両方見てきた人なので、日本人にとって「個」という概念がどれほど難しいか、分かっていたのだろう。

昔の心理療法の目標は、イーゴ・ストレングス(自我の強さ)ですが、これは日本人の言う「我」の強さとはまったく違って、その人の思考力、判断力、観察力、そういうのを完璧に強くすることなのです。(同p.111)

「我」が強くなることが「自我の強さ」ではない、という言葉は考えさせられる。

本当に成果を出そうと思っている人は、不用意に周囲の人を嫌な気持ちにさせたりはしない。それは、自分のためにも得策ではない、と、そういう判断力や観察力を持たず、自分の利益にだけ固執する人が、「個人主義の真似をしている人」なんだと(自戒も込めて)思ったりした。

2011年6月21日火曜日

トルコ宮廷料理

せっかくのお食事会だったのに、アップが遅れてしまった(>_<)。

先日は、麻布十番で評価の高い、トルコ宮廷料理『ブルガズ・アダ』へ!
http://www.burgazada.jp/

ちょうど、塩野七海『コンスタンティノープルの陥落』、『ロードス島攻防記』、『レパントの海戦』の三部作を読み終わったところで、イスタンブール、そしてトルコに興味があって、とても楽しみにしていた。


上品な店内、厳選された素材で作られた、見た目も美しいトルコ宮廷料理!

これまで行ったことがある、普通のトルコ料理の店とは、レベルが違いました……もちろんそういう店もいいけどね。

その上、この夜は特別なゲストが一緒だったので、かっこいいシェフは出てくる、美味しいワインもある、お料理の説明も詳しくて、何もかもすっかり堪能しました。







左上、たくさんの前菜は、オスマン・トルコ時代の宮廷料理。オスマン帝国は14世紀(13世紀末?)から19世紀まで続いたんだよ。現代風にアレンジされているとはいえ、歴代のスルタンもこんなような料理を食べていたに違いない。いちばんのお気に入りは、左上隅のサーモン。

上真ん中のトマトと茄子と○○○(何だっけ?)の冷たいスープは、「これどうやって作るの?!」 ぜひとも知りたい味。茄子の色じゃないのに、ちゃんと茄子の味がするし、さっぱりしてとても美味しい。上に乗っている白いチーズとも合っている。

なぜ茄子かというと、特別ゲストのIさんがお茄子のトルコ料理が好きだったので♪

ラムチョップは柔らかくてジューシーで、本当にいい部分のお肉だけ使っているんだな~と。オーストラリア産のロブスターも美味しかった♪

一番最初の写真はデザート。これも宮廷料理で、野菜味シリーズ。にんじんやかぼちゃ、お米などが使われていた(と思う、メモを取っておけばよかった)。食べ方の順番も決まっていたよ。右端のチョコレート味が一番最後だった。

いや、異文化体験も新鮮な、すばらしいお食事会でした(*^-^*)。いいレストランっていいねえ……。

イスタンブールにも行ってみたいなあ……。

2011年6月14日火曜日

島根県松代鉱山の霰石(天然記念物!)

ミネラルショーは終わってしまいましたが、お義父上からいただいた霰石(アラゴナイト、Aragonite)を公開。




サイズは長いところで、5.5cmくらい。表面は、小さな菊の花が寄り集まったよう。
色は、乳白色というほどではないけど、半透明の、緑がかったグレー。

2011年6月6日月曜日

2011年春の新宿ミネラルショー

金曜と日曜、二度行ってきました!
第24回東京国際ミネラルフェア(通称新宿ミネラルショー)

金曜の午後、さっとひと回りしたけど、すごく混んでいた。気のせいか、客の年齢層が若返っている気がした。

相変わらず、濃~い会話をしている人たちがちらほら(笑)。小耳にはさむのも面白い。鉱物に詳しいグループと、パワーストーンに興味があるグループと、宝石を探しにきたグループでは、話の内容が全然ちがう。もちろん、自分もそのひとりなんだけど。

日曜には、友だち(いもうとさん!)とじっくり見て回りました。


二人の戦利品!(写真に写ってないものもあるけど)

左下のあられ石は、お義父様に国産のあられ石(アラゴナイト)をいただいたので、比べてみようと思って買ったもの。モロッコ産。真ん中はミルキークォーツ。スターは出ないけど、前から欲しいなと思っていてすごくお手頃値段だったので。

石の下にある白いもにょもにょは、最近鉤針編みに凝っている、いもうとさんの作品(ほんとはブレスレット)。鉤針編みって、何だか石に合う! よく考えたら、私もブレスレットを置くのに、レース編みのコースターを使っていた。

後ろの中央のプレナイト、写真では分かりづらいけど、犬がほえてるような形でかわいい。水晶は、鉤針編みの白い糸が中に入っているような、ガーデン・クォーツ。


いもうとさんの一番大きなお買い物、ロードクロサイト(インカローズ)のブレスレット。四角いビーズがめずらしいし、縞模様をきれいに合わせてある。最初、三本あったけど、しばらくして戻ったら売れて二本になっていた。いつも思うけど、このストロベリー・ピンクが自然の色だなんて、すごい。ふつうに夏のおしゃれに使えると思いますぞ!

買えなかったけど、欲しかったのは、あざやかなターコイズブルーのアホー石が入った水晶(76,000円也。いちばん上の写真の店)や、キラキラ光る虹がいっぱい入った水晶原石(80,000円位)、ラベンダー色の翡翠が精巧に彫られたペンダントヘッド(70,000円位)などなど。オパールや、ロードクロサイトと水晶とパイライトが仲良くくっついたクラスタも珍しく、目の保養でした。

2011年6月1日水曜日

世界からお金持ちを集めて

『デフレの正体』で、「どうすればいいのか」の章に、ちょっとつけたしのようだけど「外国人観光客・短期定住客を増やす」という項目がある。

シンガポールに行って、やっぱりすごく外国人観光客誘致に力を入れているなあと思った。九寨溝だって、中国政府は予想以上に頑張っていた。日本はどうなんだろう?

ブラックペッパークラブ!時価で4000円くらい。殻と格闘しながらいただく。

『デフレの正体』の主張は、すごーく乱暴にまとめると、「内需が落ちているのは景気が悪いから」というのは間違いで、「日本の生産年齢人口が減少しているから、国内で物が売れなくなったのだ」というもの。

国際競争力うんぬんは内需不振の原因ではないし、都会一人勝ちではなく日本全体の内需が落ちている。処方箋としてあげられがちな、「生産性を上げろ、経済成長率を上げろ、インフレ誘導をしろ、モノづくりのトップランナーとしての立場を守れ」という話に実効性が欠けることも書かれている。


そして、観光業は、消費者の減少という日本の病に副作用なく効く、内需拡大策のひとつと紹介されている。間接効果を含めると、決してばかにはできないとか(p.240)。

日本が2008年に訪日外国人からいただいた国際観光収入は、約1兆円。これでも、ビジット・ジャパン・キャンペーンで倍増した。しかし、人口が日本の1/25のシンガポールでも同等の一兆円を稼いでいるそうな。

チャイナタウン。みんなよくオープンエアの店で食べられるなー。暑すぎ。

で、考えたんだけど、シンガポールはもちろん楽しかったが、正直言って、観光地としては、それほど、ずば抜けて、面白いとは思わなかった(ゴメン)。

まずマイナス・ポイントはあの暑さ! 曇っていて幾分過ごしやすいはずなのに、日本でひと夏に数回あるかないかという、ものすごく蒸し暑い日のよう。チャイナ・タウンやリトル・インディア、アラブ・ストリートなどの通りは、ちょっと歩くだけで汗だらだら。もちろん室内はガンガンに冷房されているが、それがまた消耗する。

シンガポールの季節は「hot」「hotter」「hottest」しかないというが(笑)、一年中あんな気候なんて信じられない! 「暑くもなく、寒くもない」気候がどれほどありがたいか分かった。

バード・パークの鳥。私の髪を一生懸命羽づくろいしてくれた(?)

それから、言ってもしかたのないことだけど、やはり国土の狭さ。さらに、歴史に登場するのは14世紀からで、それ以前の古い建物や美術品もない。

しかし、それだけハンデがあっても、やっぱりシンガポールは観光大国なんだ。
(もちろん、英語が完全に通じるというアドバンテージはあるけど)

シンガポールの「観光地をつくる」情熱は、びしびし伝わってきた。バード・パークやナイト・サファリなどの定番観光地は、一度行けば十分ながらも、ツアーもパンフレットもショーの構成も充実している。ユニバーサル・スタジオも、各種のエスニックタウンもある。銀座より活気あふれるブランド街もある。空港で乗りつぎに5時間以上ある客には、無料で市内観光ツアーに連れて行ってくれる(!)


そして、今も、どんどん近未来的な建物をつくっている。奇抜なデザインのマリーナ・ベイ・サンズのもそのひとつだし、セントーサ島でも森を切り倒して何かつくっていた。


セントーサ島に渡るケーブルカーから。何ができるんだろう?

日本も、もっと観光業に力を入れてもいいんじゃないかと思った。
いや、今すぐは、福島の放射能があるから難しいけど……orz

エミレーツ航空に乗ったとき、「豊かな自然に恵まれたエキサイティングな観光都市、ドバイ……(うろ)」というレベルの高いPR映像を見て、もちろんドバイはエキサイティングだろうけど、「南は沖縄から、北は北海道まで、春、夏、秋、冬、さまざまな気候が楽しめ、生物の固有種も多い日本のほうが、ずっと、ず~~~っと豊かな自然がありますよ」と思わずつぶやいたことがある。

日本は、プアな英語力という大きなハンデはあるものの、豊かな自然と文化は強力な観光資源であるはず。しかし、シンガポールとは、「世界中のお金持ちを集め、消費してもらう」という意気込みが、まるで違うことだなあ、と感じた今回の旅行でした。

2011年5月31日火曜日

シンガポールの夜景

今月遊びすぎだとは思うものの、週末はシンガポールに行ってきた。

「シンガポールって、日本より一人当たりGDPが高いんだよね。アジアの金持ちが集まる景気のいい街なんでしょ」という先入観があったが、先入観じゃなくてそのとおりっぽかった(笑)。

この2、3年に行ったことがある、台湾、香港、韓国、中国(内陸)の都市のどこよりもきれい。道路で見かける車は新しく、ベンツやBMWもよく走っている(ランボルギーニも見かけた!)

それに、節電で薄暗い日本よりずっとキラキラの、電力が心配になるくらい豪華な夜景。


2010年にオープンした、マリーナ・ベイ・サンズの頂上から。
地上200mの夜景は、「何これ!?」っていうくらい。


マリーナ・ベイ・サンズは、マーライオン公園の向かいにある、
三つのタワーに船っぽいものが乗っかった、奇抜なデザインのホテル。


地下鉄の駅は建設中らしいので、行く場合はタクシーを利用。対岸のリッツ・カールトン・ミレニアの前のキラキラ光る橋を渡って行くこともできる。

いつか屋上の宿泊客専用プールに入ってみたい!


「船」の真ん中あたりにある、インフィニティ・プール。たぶん、すごい眺め。

⇒6/16追記 SMAPが出ているソフトバンクの新しいCMの舞台がここのプールでしたね! (リンクは期間限定サイトだけど、CMを見ることができる)。

マリーナ・ベイ・サンズの空撮がきれい。最後のマーライオンは、お父さん犬になっていた。カワイイ。


「船」の先頭でっぱった部分が、サンズ・スカイパーク(S$20/約1400円)で、ここは宿泊客以外も登れる。ただ、高所恐怖症だと怖いかも。頭上は屋根もなく、足もとまで透明のフェンス、ちょっと手を伸ばせば物を落とせるし、下にタワーがないから床はかすかに揺れる。六本木ヒルズの展望台より、はるかに怖い!


屋上にはレストランやバーもある。
沖合には船がいっぱい停泊していて、それも綺麗だった。
時間がなくて行けなかったけど、シンガポール・フライヤー(観覧車)からの夜景も綺麗だろうな。


ちなみに、いちばん上の写真は、マリーナ・ベイのショー(?)。

香港のヴィクトリアハーバーのシンフォニー・オブ・ライツみたいなものだと思うけど、ビルが光るだけでなく、水しぶきをあげて(?)映像を投影したり、レーザー光線が水面に幾何学模様を描いたりと、なかなか凝っていた。どこから見るのが正しいのかな?

2011年5月19日木曜日

バシャールが言っていた「怖れ」って

黄龍・九寨溝の旅行日記を書いていたので、こちらのブログがほったらかしになってしまった。

これは半月前に書こうと思っていたんだけど、最近、バシャールが昔からよく言っている「怖れ」と「分離感」の意味が、少し分かったかも!? という体験があった。

本田健: そこで、次は……。

バシャール: その前に、ちょっと説明させてください。

健: どうぞ。

バシャール: 人間が体験している、お金、パートナーシップ、健康に関する問題の根っこはすべて同じで「怖れ」です。みなさんが体験する、あらゆる領域のあらゆる問題の根本は、怖れなのです。怖れと、怖れによって体験する分離感から来ています。

(『未来は、えらべる!』p.142-p.143)

私は20年程前からちょいちょいバシャールを読んでいるので、「怖れ」「分離感」という文字は何度も目にしたことがあった。「怖れ」によって、自分のなかに目に見えない壁を作っているんだろうなあ、と漠然と思っていた。

今回の震災後、30ウン年間欲しいと思わなかった運転免許を取ることにした。「万が一おばあちゃんちに疎開するとしたら車がいるなあ」というだけの理由で。

4月から自動車学校に通い始めて、スポンサーの旦那さんが「ヨーロッパで運転することになったらどうするんだ?」とかなり非現実的なことを言うので、マニュアルにした。す ぐ に 後 悔。運動音痴の人は今どきマニュアルなんか選ぶものじゃない。

数え切れないほどエンストし、カーブを曲がったらなぜか反対車線に入ったり(い、一番最初だけよ)、縁石に乗り上げたり、バイクにぶつかりそうになったり……いや、怖かった。そして、ふと気がついた。私は「車、怖ーい!」と頭の中で唱えながら走ってるな、ということに。

いや、もちろん車は怖いものです。交通事故を起こせば人生変わってしまうんです。

でも、「怖ーい! 怖ーい!」と思いながら触っていると、車という物体が、不思議によそよそしく感じられることに気づいたのです。言うことをきかない、自分から遠い存在に。

そのとき、これがバシャールの言っていた「怖れ」と「分離感」か! と(笑)

「クラッチの扱いが雑すぎる! クラッチはねえ、繊細な道具なの。1ミリ単位で車を操作するんだよ」と怒られても最初はピンとこなかったけど、あるとき「ううーむ、そうか、車さんはこうして無理をさせるとエンストするんだな」ということを実感。車が「車さん」に変わったとき、不必要な「怖れ」「分離感」がなくなった気がした(笑)。

でも、急に運転が上達したということでは、ない。相変わらずエンストして心の中で「車さん」に謝ってるし。それでも、もうすぐ路上に出られそう。

そして、この「怖れ」と「分離感」は、他の分野にも当てはまるのでは、と思ったのです。たとえば、英会話とか。今、この自分なりの発見(笑)について、考えているところです。

未来は、えらべる! バシャール 本田健
未来は、えらべる! バシャール 本田健
本田 健,ダリル・アンカ,江藤ちふみ,島田真喜子

2011年5月6日金曜日

九寨溝・黄龍・楽山・峨眉山

九寨溝・黄龍・楽山・峨眉山を回って、昨夜帰国しました。
旅行の日記は、旅行ブログで書こうと思いますが、とりあえずハイライト(?)写真をアップ。


一日目の黄龍。景色はいいけど、きつかった。
寝不足で、3500メートルの高地を登って下ったのがこたえました。


二、三日目の九寨溝。お天気にも恵まれ、一番よかったところです。
二日あったので、ゆっくり見て回れました。


白神山地に似たような小さな青い池があるけど、
九寨溝では、広々とした池や湖が全部、こんな色。
深い青からエメラルド・グリーンまでさまざま。


鏡のように山を映す池もありました。


ちなみに、九寨溝にはもともとチベット人が住んでいて、チベット人の村もあります。
広義の「チベット」は、中国が指定する「チベット人自治区」よりずっと広く、四川省や青海省、雲南省の一部にもチベット人が住んでいるそうです。


色とりどりの旗は、祈祷文が書いてある「タルチョ」。うっすらと虹も出ています。


成都の近くの楽山大仏。


良寛さんが憧れながら、一生かかっても行けなかった、峨眉山。仏教と道教の聖地です。
今はバスとロープウェーで簡単に登ることができます。



山と雲海が素敵でした~(ため息)。

2011年4月26日火曜日

源氏物語の失われた巻

私の好きな映画の一つに、『時をかける少女』(細田守監督)があります。
これはアニメーションなんだけど、秀作なので、まだ見たことない人は、いつか見てほしい!

私は二度も観てしまいました(笑)。
細部まで美しい映像に、自分の高校時代を思い返して、じーんとすること間違いなしです。
チアキやコースケのようなカッコ不器用な男子は周りにはいなかったけどね(笑)。



時をかける少女 [Blu-ray]
時をかける少女 [Blu-ray]
角川エンタテインメント  ブルーレイも出た!!

この映画に、上野の国立博物館にある絵の話がチラッと出てくるんです。
何百年も前の戦乱の世で描かれた絵で、穏やかなお顔の観音様の掛け軸みたいなもの。

で、(あまり書くとネタバレになってしまうけど)登場人物の一人が、「この絵を確実に見ることができるのは今の時代だけだ」、と。

長い間行方不明だった後、発見され、修復され、今の時代だけ国立博物館の片隅にひっそりと掛けられている。時の権力者でなくても、誰でも閲覧することができる。しかし、この後の時代にまた失われてしまうらしい。

この台詞を聞いたとき、ああ、私も一度だけ過去に行けるなら、多分平安時代に行くだろうな。源氏物語の失われた巻、藤原定家が源氏物語の整理をしたときすでに失われていたという、「桐壺」の後に続く巻を読んでみたいなあ、と思ったのです。

まあ、国宝源氏物語絵巻の完全版をデジカメに収めるのと、どちらがいいか、悩むところではありますが! これって研究者も一度は夢見ることじゃない?(笑)

失われたと言われている、源氏物語の「かかやく日の宮」という巻は、大野晋『源氏物語』で大分前に知りました。本当にあったのかどうかは、もう永遠に分からないことだけど、この本に書かれていることは説得力があると思いました。その引用は次に。