2011年6月21日火曜日

トルコ宮廷料理

せっかくのお食事会だったのに、アップが遅れてしまった(>_<)。

先日は、麻布十番で評価の高い、トルコ宮廷料理『ブルガズ・アダ』へ!
http://www.burgazada.jp/

ちょうど、塩野七海『コンスタンティノープルの陥落』、『ロードス島攻防記』、『レパントの海戦』の三部作を読み終わったところで、イスタンブール、そしてトルコに興味があって、とても楽しみにしていた。


上品な店内、厳選された素材で作られた、見た目も美しいトルコ宮廷料理!

これまで行ったことがある、普通のトルコ料理の店とは、レベルが違いました……もちろんそういう店もいいけどね。

その上、この夜は特別なゲストが一緒だったので、かっこいいシェフは出てくる、美味しいワインもある、お料理の説明も詳しくて、何もかもすっかり堪能しました。







左上、たくさんの前菜は、オスマン・トルコ時代の宮廷料理。オスマン帝国は14世紀(13世紀末?)から19世紀まで続いたんだよ。現代風にアレンジされているとはいえ、歴代のスルタンもこんなような料理を食べていたに違いない。いちばんのお気に入りは、左上隅のサーモン。

上真ん中のトマトと茄子と○○○(何だっけ?)の冷たいスープは、「これどうやって作るの?!」 ぜひとも知りたい味。茄子の色じゃないのに、ちゃんと茄子の味がするし、さっぱりしてとても美味しい。上に乗っている白いチーズとも合っている。

なぜ茄子かというと、特別ゲストのIさんがお茄子のトルコ料理が好きだったので♪

ラムチョップは柔らかくてジューシーで、本当にいい部分のお肉だけ使っているんだな~と。オーストラリア産のロブスターも美味しかった♪

一番最初の写真はデザート。これも宮廷料理で、野菜味シリーズ。にんじんやかぼちゃ、お米などが使われていた(と思う、メモを取っておけばよかった)。食べ方の順番も決まっていたよ。右端のチョコレート味が一番最後だった。

いや、異文化体験も新鮮な、すばらしいお食事会でした(*^-^*)。いいレストランっていいねえ……。

イスタンブールにも行ってみたいなあ……。

2011年6月14日火曜日

島根県松代鉱山の霰石(天然記念物!)

ミネラルショーは終わってしまいましたが、お義父上からいただいた霰石(アラゴナイト、Aragonite)を公開。




サイズは長いところで、5.5cmくらい。表面は、小さな菊の花が寄り集まったよう。
色は、乳白色というほどではないけど、半透明の、緑がかったグレー。

2011年6月6日月曜日

2011年春の新宿ミネラルショー

金曜と日曜、二度行ってきました!
第24回東京国際ミネラルフェア(通称新宿ミネラルショー)

金曜の午後、さっとひと回りしたけど、すごく混んでいた。気のせいか、客の年齢層が若返っている気がした。

相変わらず、濃~い会話をしている人たちがちらほら(笑)。小耳にはさむのも面白い。鉱物に詳しいグループと、パワーストーンに興味があるグループと、宝石を探しにきたグループでは、話の内容が全然ちがう。もちろん、自分もそのひとりなんだけど。

日曜には、友だち(いもうとさん!)とじっくり見て回りました。


二人の戦利品!(写真に写ってないものもあるけど)

左下のあられ石は、お義父様に国産のあられ石(アラゴナイト)をいただいたので、比べてみようと思って買ったもの。モロッコ産。真ん中はミルキークォーツ。スターは出ないけど、前から欲しいなと思っていてすごくお手頃値段だったので。

石の下にある白いもにょもにょは、最近鉤針編みに凝っている、いもうとさんの作品(ほんとはブレスレット)。鉤針編みって、何だか石に合う! よく考えたら、私もブレスレットを置くのに、レース編みのコースターを使っていた。

後ろの中央のプレナイト、写真では分かりづらいけど、犬がほえてるような形でかわいい。水晶は、鉤針編みの白い糸が中に入っているような、ガーデン・クォーツ。


いもうとさんの一番大きなお買い物、ロードクロサイト(インカローズ)のブレスレット。四角いビーズがめずらしいし、縞模様をきれいに合わせてある。最初、三本あったけど、しばらくして戻ったら売れて二本になっていた。いつも思うけど、このストロベリー・ピンクが自然の色だなんて、すごい。ふつうに夏のおしゃれに使えると思いますぞ!

買えなかったけど、欲しかったのは、あざやかなターコイズブルーのアホー石が入った水晶(76,000円也。いちばん上の写真の店)や、キラキラ光る虹がいっぱい入った水晶原石(80,000円位)、ラベンダー色の翡翠が精巧に彫られたペンダントヘッド(70,000円位)などなど。オパールや、ロードクロサイトと水晶とパイライトが仲良くくっついたクラスタも珍しく、目の保養でした。

2011年6月1日水曜日

世界からお金持ちを集めて

『デフレの正体』で、「どうすればいいのか」の章に、ちょっとつけたしのようだけど「外国人観光客・短期定住客を増やす」という項目がある。

シンガポールに行って、やっぱりすごく外国人観光客誘致に力を入れているなあと思った。九寨溝だって、中国政府は予想以上に頑張っていた。日本はどうなんだろう?

ブラックペッパークラブ!時価で4000円くらい。殻と格闘しながらいただく。

『デフレの正体』の主張は、すごーく乱暴にまとめると、「内需が落ちているのは景気が悪いから」というのは間違いで、「日本の生産年齢人口が減少しているから、国内で物が売れなくなったのだ」というもの。

国際競争力うんぬんは内需不振の原因ではないし、都会一人勝ちではなく日本全体の内需が落ちている。処方箋としてあげられがちな、「生産性を上げろ、経済成長率を上げろ、インフレ誘導をしろ、モノづくりのトップランナーとしての立場を守れ」という話に実効性が欠けることも書かれている。


そして、観光業は、消費者の減少という日本の病に副作用なく効く、内需拡大策のひとつと紹介されている。間接効果を含めると、決してばかにはできないとか(p.240)。

日本が2008年に訪日外国人からいただいた国際観光収入は、約1兆円。これでも、ビジット・ジャパン・キャンペーンで倍増した。しかし、人口が日本の1/25のシンガポールでも同等の一兆円を稼いでいるそうな。

チャイナタウン。みんなよくオープンエアの店で食べられるなー。暑すぎ。

で、考えたんだけど、シンガポールはもちろん楽しかったが、正直言って、観光地としては、それほど、ずば抜けて、面白いとは思わなかった(ゴメン)。

まずマイナス・ポイントはあの暑さ! 曇っていて幾分過ごしやすいはずなのに、日本でひと夏に数回あるかないかという、ものすごく蒸し暑い日のよう。チャイナ・タウンやリトル・インディア、アラブ・ストリートなどの通りは、ちょっと歩くだけで汗だらだら。もちろん室内はガンガンに冷房されているが、それがまた消耗する。

シンガポールの季節は「hot」「hotter」「hottest」しかないというが(笑)、一年中あんな気候なんて信じられない! 「暑くもなく、寒くもない」気候がどれほどありがたいか分かった。

バード・パークの鳥。私の髪を一生懸命羽づくろいしてくれた(?)

それから、言ってもしかたのないことだけど、やはり国土の狭さ。さらに、歴史に登場するのは14世紀からで、それ以前の古い建物や美術品もない。

しかし、それだけハンデがあっても、やっぱりシンガポールは観光大国なんだ。
(もちろん、英語が完全に通じるというアドバンテージはあるけど)

シンガポールの「観光地をつくる」情熱は、びしびし伝わってきた。バード・パークやナイト・サファリなどの定番観光地は、一度行けば十分ながらも、ツアーもパンフレットもショーの構成も充実している。ユニバーサル・スタジオも、各種のエスニックタウンもある。銀座より活気あふれるブランド街もある。空港で乗りつぎに5時間以上ある客には、無料で市内観光ツアーに連れて行ってくれる(!)


そして、今も、どんどん近未来的な建物をつくっている。奇抜なデザインのマリーナ・ベイ・サンズのもそのひとつだし、セントーサ島でも森を切り倒して何かつくっていた。


セントーサ島に渡るケーブルカーから。何ができるんだろう?

日本も、もっと観光業に力を入れてもいいんじゃないかと思った。
いや、今すぐは、福島の放射能があるから難しいけど……orz

エミレーツ航空に乗ったとき、「豊かな自然に恵まれたエキサイティングな観光都市、ドバイ……(うろ)」というレベルの高いPR映像を見て、もちろんドバイはエキサイティングだろうけど、「南は沖縄から、北は北海道まで、春、夏、秋、冬、さまざまな気候が楽しめ、生物の固有種も多い日本のほうが、ずっと、ず~~~っと豊かな自然がありますよ」と思わずつぶやいたことがある。

日本は、プアな英語力という大きなハンデはあるものの、豊かな自然と文化は強力な観光資源であるはず。しかし、シンガポールとは、「世界中のお金持ちを集め、消費してもらう」という意気込みが、まるで違うことだなあ、と感じた今回の旅行でした。