雪山の静寂(ただしロープウェー)

昨日(土曜日)の朝、新穂高ロープウェーに乗りました。もちろん雪山登山の装備で行ったわけではなく、ただの温泉旅行です。前日は白骨温泉に泊まってました。

標高2100メートルの西穂高口駅は気温マイナス八度。でも、素晴らしい快晴で、ロープウェイに乗ってる間から、周囲の人は全員、ワクワク、ニコニコ顔。寒さはほとんど感じませんでした。


展望台からの眺め……ほーっと息がもれます。穂高連峰と槍ヶ岳がきれいでした。

追記:そういえば、イッテQ登山部(イモト)が今年登る8000メートル級の山はマナスルに決まったようですね! 4、5月は高尾山でもいいから週に最低一回は登るべし、と言われていたので、奥多摩、丹沢あたりに行くと遭遇できるかも!?(笑)


槍ヶ岳は、望遠レンズがないので小さいけど、雪が引っかからなくて黒い、本当に「槍の穂」ですね。


ゴンドラの方角には、真っ白い笠ヶ岳。
一連の写真は淡い感じの露出1.3を選んでみました。修正なし。ちょっとシャドウが甘いかな。

焼岳は左肩の一点に煙が上がっています。活火山です。
この反対側が上高地、4月下旬からシーズンに入りますね。まだ寒いだろうけど。


ロープウェイの頂上、西穂高口駅の外は、ちょっとだけ雪の道を散歩できるようになっています。
パウダースノーがさらさら、見渡すかぎりふかふかの雪の海です。


旦那様が撮った西穂高の威容。あれっ、何気にコンデジに負けてる!?(爆笑)


登山口から、西穂山荘までは夏場1.5時間(と、山と高原地図に書いてある)、ただし、この時期はちゃんとした装備なしには行ってはいけません……(しにます)。

少しだけ歩いてみると、急に圧倒的な静寂に包まれてびっくり。



いや、草津でも誰もいない雪の道を散歩したことがあるし(Y!ブログ、広告が大きくなったなぁ)……。
スキー場だって一応は銀世界なんですが……。
静けさがまるで違います。

ちょっと声を出した後(大声は雪崩を誘発するので厳禁)、周囲の木々がじっと耳を澄ませているような気がする。それに、空気がきれいで、地上より青空が近くて、光も強くて澄んでいる。

いやー、雪山登山にとりつかれる人の気持ちが、分かる気がするわ!

と、旦那様(経験者)に言ったら、「もっともっと静かなんだ、ずっとずっと静かなんだ」ということでしたが。

高い山では「気」、身体のエネルギーフィールドみたいなものが、purify(浄化)される、という話もまんざら嘘ではないと思いました(いきなりスピリチュアル)。


下界の安曇野は、まだ桜の季節。

松本城の周囲も、三割くらい散っていたけど、きれいでした。中央道を走っていると、山桜が山肌をまだらに染めていて、目を楽しませてくれました。どこかの寺のしだれ桜も見事だったな。


ちなみに白骨温泉は、四月でも夕方からしんしん雪が降って、去年11月の紅葉の頃とはまた別世界。

昨年12月に、300号線(白骨温泉線)というのができて、沢渡からのアクセスがぐっと楽になりました。屋根もかなり長くある道路で以前より安心(?) この朝は、道路が凍らなくてラッキーでした。

追記:←双葉PA(上り)にある大きなアメシストの晶洞。青い電球が、ちょっと……。

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