ジャンタール・マンタール(天文台)を見に行った

ゴールデンウィーク前半、インドに行ってきました。
デリー、アグラ、ジャイプルを回る、インド初心者むけのゴールデンコースです。
今回の旅で、いちばん見たかったのは、


ジャイプルの「ジャンタール・マンタール」、天文台でした。(次はタージ・マハル)



高校生のころ、古い美術雑誌で写真を見て、
街の真ん中に不思議な建物が並ぶ光景が「シュールだな」と思っていたんです。

建物(機械)は、天体観測が趣味だったマハラジャが作らせたもの。
十二星座を観測する機械(上記)や、


ワイヤで張られた真ん中の円盤の影が、太陽がどの星座宮にいるか示す機械。
二個セットで、どちらかに影が落ちるようになっている。

一番上の写真が最も大きな日時計で、太陽の影で2秒単位で時間を測ります。
すごく大きいので、全体像を撮るのは難しいんですが、


模型がありましたよ。
翼の左側は午前中、右側は午後に太陽の影が落ちます。


シュールな光景。


小さいほうの日時計で撮った目盛り。
大きい日時計では、一目盛りが2秒ということ。


他にも、これは太陽、月、星の高度と方位を計測する機械。


中はまたクールな感じ。

私が美術雑誌で見たジャンタール・マンタール写真は、薄暮の頃……?
空が群青色だった気がするんです。
それで、静謐な雰囲気が出ていたんですが、今回は白昼、いやほぼ正午。

ジャイプルの最高気温は39度。
ジャンタール・マンタールは休憩所以外に日陰がないので、ほとんど朦朧としながら写真を撮っていました。


……暑かった。
しかし、来月はさらに暑くなるそうです。
インドはベストシーズン(11月~3月)に行きましょう。


植民地時代、マハラジャの自治権が認められていたジャイプールは、
イギリス文化の影響がいくぶん薄く、ピンク色の建物が有名。

この「風の宮殿」の上からも、ジャンタール・マンタールが見えます。(右奥)



この塔の上は、風が吹き抜けて気持ちよかった!


ジャイプルの旧市街。

インドの街は、デリーのニューデリー地区はさすがに首都、緑が多く道路が広くて、綺麗でした。

その他は、宮殿ホテルみたいな場所あれば、道路脇に並んだバラック小屋もあり、色々でした……。

ではでは。

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