ルチル&クォーツ

小さく複雑なルチルクォーツの紹介です。
ルチルのほうが主役じゃないか、という標本です。


Quartz with Rutile
Belo Horizonte, Bahia, Brazil
(Ex. Shirley Fiske Coll.)
アクリル台が2.5cm * 2.5cm 水晶の高さが18ミリくらい。

シンガポールで博物館クラスの逸品を見た目には、実に小さく見えますが、
(写真に撮ると大きいですがw)
複雑な造形で気に入りました。


当時(今もですが)、他の鉱物と共生している水晶に興味があって、欲しかったこともあります。

ラベルが複数ついてます。


「複雑な造形」というのは……。


アニメ用語で、絵の線が多いことを、「情報量が多い」と表現するのですが(by『コンテンツの秘密』)、そういう意味でいうと、ストンとした単結晶よりこういう標本のほうが、「情報量が多い」と思ってしまうんです。

いや、綺麗な単結晶も、もちろん大好きなのですが、クルクル回して、「この角度からこんな見え方が~」みたいな標本は、お得な感じがしていいんですね(笑)。

形や色などの「要素」が多いだけでなく、産地に思い入れがあるとか、前の持ち主のラベルがあるとか、そういうことも「情報量」に含まれます。

「美しさ」とは、また別の判断基準ですけどね。いや、「美しさ」はいちばん大事だけど。



関係ないですが、テレビで「時間あたりの情報量」があまりに少ない番組って、イライラするんですよね~CMの前にうるさい「引き」、CMの後に前のシーンの繰り返し、さっさと進めれば半分の尺ですむのに、みたいな。

そういう意味では『シン・ゴジラ』は、時間あたりの情報量がとんでもなく大きくて、面白かったなぁ、と思うわけで。

イッテQのアイガー登頂回も、良かったなぁ。アイガーの映像、美しかったなぁ。もちろん登り切ったことも、ですが、シーズン最高の天候を引き寄せた強運もすごいと思います。ただ登ればいいわけじゃないですもんね。いい画を撮らなきゃいけないんだから。登りながらリアクションするって結構きついと思うんです、えらいなぁ。


ちょぴっと突き出たルチルさん。


ぎゅむっと水晶にめり込んでいる、黒いやつ。(ヘマタイト?)

黒背景もあります。
コントラストが激しいので、キンキンな感じになりました。
グラデーションペーパーのほうがよかったんでしょうね。




小さいですが、水晶は透明感があって綺麗です。

そういえば、もう金曜は新宿ショー。
今回は、何だか見るだけになりそう……。
でも初日から(たぶん)行きますけど。

日本の石が「翡翠」に決まったそうですね(*´▽`*)ワーイ

写真はないですが、古代出雲歴史博物館にある勾玉、緑色が深くて透明感があって、最高だったなぁ。
以前行ったことのある、命主社の後ろから出てきたんですよね。

京都の青蓮院にも、糸魚川産翡翠の宝珠がありました。
これは最近作られたものらしいです。



庭も建物も、ほんとに素敵なところです。
夏の夜間ライトアップもまた行きたいわぁ。


最近ブログを「https」にしたら、ランキングがうまく貼れなく(?)なってしまい、やめにしたのでした……。

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